イラン外相、「トランプ、ムハンマド、ネタニヤフは、世界の暴力と不当の象徴」
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イランのザリーフ外務大臣
イランのザリーフ外務大臣が、アメリカのトランプ大統領、サウジアラビアのムハンマド皇太子、シオニスト政権イスラエルのネタニヤフ首相は、世界の暴力、権利の蹂躙、弾圧、不信の象徴だとしました。
ザリーフ外相は、6日月曜、テヘランで記者団に対し、現在、世界中が、トランプ、ネタニヤフ、ムハンマドの孤立について語っているとし、「この3人は、国際的な取り決めを守らず、パレスチナ人の権利を侵害し、イラン恐怖症を広める政策を進めているため、世界で孤立している」と述べました。
また、イランとの協議に関するアメリカの提案に触れ、「アメリカは、国連安保理と世界の多くの国が認める核合意を無視し、この合意から離脱しながら、自分たちは協議を支持すると主張している」と述べました。
さらに、8月6日は対イラン制裁の復活の日だとし、「この制裁がイラン国民に影響を及ぼすことはなく、主に心理的な側面のものだ」と語りました。
ザリーフ外相は、敵のイランに対する陰謀に触れ、「シオニスト政権と一部のイランの未熟な近隣諸国が、愚かな考えによって滅ぼそうとしているのは、イランという名の国の存在であるが、彼らはそれに失敗するだろう」と語りました。
また、イラン国民は、イスラム共和国の力の源だとし、「敵は、経済的な圧力やプロパガンダによって、イランの政策を変更することはできない」と述べました。
ザリーフ外相はまた、6日、ツイッターで、「アメリカは、イラン国民のことを憂慮していると世界に伝えようとしているが、根拠のない理由による制裁の復活により、旅客機200機のイランへの売却がキャンセルされ、イランの人々の命を危険に晒している」としました。
さらに、アメリカのイラン国民に対する敵対に触れ、「アメリカの策略は際限がない」と語りました。