イラン・イスラム文化指導大臣、「OANAは、西側メディアの歪曲政策に対抗すべき」
9月 03, 2018 18:16 Asia/Tokyo
イランのサーレヒー・イスラム文化指導大臣が、「OANAアジア・太平洋通信社機構などの組織における団結を促すことで、西側諸国のメディアの覇権や巧妙な歪曲行為に対抗すべきだ」と語りました。
イルナー通信によりますと、サーレヒー大臣は3日月曜、テヘランで開催中の第43回OANA代表者会合の傍ら、「西側諸国のメディアが報じる中東情勢は、事実とは異なっている」と述べています。
また、「西側メディアによる覇権主義は、イランを現実とは逆に報じており、事実とは合致していない」としました。
さらに、「地域、アジア、そしてそれぞれの地区で起こっている出来事も注目される必要がある」と語っています。
43回OANAアジア・太平洋通信社機構の代表者による会合は、イランの主催により3日月曜、テヘランで開幕しました。
イルナー通信によりますと、今回の会合には、TACCロシア国営通信、ブルガリアのBETA通信、レバノンのNNA通信、オマーンのONA通信、カタールQNA通信のほか、モンゴル、カザフスタン、アゼルバイジャンの通信社、韓国のヨンハプ通信、日本の共同通信、ベトナムのVNA通信、インドネシアのアンタラ通信、トルコのアナドル通信、マレーシアのベルナマ通信、中国・新華社通信、イラクのNINA通信、シリア国営SANA通信といった、17カ国から招待された各通信社の上級幹部らが参加しています。
OANAは、1961年に情報通信の円滑化と地域諸国間の情報交換を目的に設置され、現在ではアジア太平洋地域の35カ国の44の通信社が加盟しています。
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