イラン統合参謀本部議長、「イランの軍事機関はテロの根絶まで退くことはない」
9月 23, 2018 18:28 Asia/Tokyo
イラン統合参謀本部のバーゲリー議長が、イランの軍事機関は、テロリストを追及する決意をより強く固めており、テロの根絶まで退くことはないとしました。
IRIB通信によりますと、バーゲリー議長は、イラン南東部アフワーズのテロ攻撃の犠牲者に対する哀悼の意を表明し、「覇権主義者やその地域諸国の追従者は、40年間にわたりこの犯罪を続けているが、以前と同じように、これがイスラム革命とその理想を守るイラン国民の決意をすこしも損なうことはない」と語りました。
また、「軍事パレードを見に来ていた罪のない人々に対するテロ攻撃は、軍事的な点からすれば、何の作戦的、情報的価値はない」としました。
さらに、明確に、イランを不安定化させると発言した一部の地域諸国の政府関係者の敵対に触れ、「これらの国は、その敵意を改めるとともに、イランの人々に謝罪すべきだ。そうでなければ、イラン軍はこれらの敵に対して、断固とした回答を与える権利を有しており、犯罪者は世界のどこにいても追及される」と警告しました。
22日土曜、アフワーズで行われた軍事パレードで、イギリスとサウジアラビアの支援を受けたアルアフワーズィーヤと呼ばれるテロ組織が、パレードを見ていた人々に発砲し、これにより25人が殉教、60人以上が負傷しました。
ラジオ日本語のフェイスブックやユーチューブなどのソーシャルメディアもご覧ください。