ローハーニー大統領、ニューヨークで各国の首脳と会談
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ローハーニー大統領と国連のグテーレス事務総長
イランのローハーニー大統領が、ニューヨークで、国連事務総長の他、日本、マレーシア、イタリアの首相、スイス、ベネズエラの大統領と会談しました。
ローハーニー大統領と日本の安倍首相は、26日水曜、国連総会の傍らで、最も重要な二国間、地域、国際問題について意見を交わしました。(詳しいニュースはこちら。)
ニューヨーク時間の26日午後、ローハーニー大統領は、国連のグテーレス事務総長と会談し、イラン核合意、シリア危機、イエメン戦争などのさまざまな問題について協議しました。
ローハーニー大統領は緒の会談で、イランはシリアやイエメンの危機を解決するための肯定的な措置を続け、国連と協力する用意があるとし、「イラン、トルコ、ロシアは、シリアのテロとの戦いと平和や安全の確立に向けて良好な歩みを進めることができており、3カ国の合意は、イドリブの衝突と殺害の開始を妨げた」と語りました。
さらに、イエメンの人道的な悲劇と混乱は憂うべき状況だとし、「国連は、イエメン問題においてさらに積極的な措置を講じ、イエメンの人々に人道支援を届けるべきだ」と語りました。
一方のグテーレス事務総長もこの会談で、アメリカのイラン核合意からの離脱に対するイランの建設的な立場を賞賛し、「核合意は国連と国連安保理に承認されており、完全に実施される必要があるが、対イラン制裁は、決して国連の決定に沿ったものでも、国連に認められたものでもない」と語りました。
また、シリア問題の解決に向けたイランの努力を賞賛し、イエメンの人々への支援とテロとの戦いに関する、イランと国連の協力の拡大を強調しました。
ローハーニー大統領は、26日、スイスのベルセ大統領と会談し、「イランは、アメリカのイラン核合意からの違法かつ一方的な離脱によって数々の問題が生まれたにも拘わらず、核合意の他の国々によって取り決めが償われた場合、今後も自分たちの取り決めを遵守していく」と強調しました。
ローハーニー大統領は、同日、マレーシアのマハティール首相と会談し、イランとマレーシアの利益に基づく協力の拡大を強調しました。
また、ベネズエラのマドゥロ大統領とも会談し、イランとベネズエラの良好な関係に触れ、「イランとベネズエラの人々は、常にアメリカの制裁や攻撃に晒されている」と述べました。
ローハーニー大統領は、「アメリカは、対話を呼びかけると同時に、イランの体制の転覆を追求している。彼らは国民に圧力をかければ、その目的を達成できると考えているが、国民に支えられた政権が脅迫に屈しないことを知らない」と述べました。
さらに、イタリアのコンテ首相との会談では、「イタリアは現在、イランにとってヨーロッパ最大の貿易パートナーであり、両国の経済関係をこれまで以上に拡大することができる」と語りました。
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