ボリビア大統領が、アメリカ大統領の反イラン的発言に回答
9月 27, 2018 19:04 Asia/Tokyo
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ボリビアのモラレス大統領
ボリビアのモラレス大統領が、イランに対するアメリカの独善的な政策を非難し、「イランは自国の資源を管理する権利を持っていることから、アメリカの制裁の被害を受けている」と語りました。
イルナー通信によりますと、モラレス大統領は26日水曜、国連安保理の会合で、この会合に際して発せられたアメリカのトランプ大統領の反イラン的な発言に回答する中で、「ボリビアは基本的に、アメリカがイランに対して取っている独善的な政策のあり方を非難する」と強調しました。
また、トランプ大統領をはじめとしたこの会合の参加者に対して、「はっきりと申し上げる。アメリカは決して民主主義に興味はなく、もしそのような興味を持っていれば、クーデターも起こさず、独裁者を支援せず、また民主主義政権に対する軍事作戦を行うこともない」としました。
さらに、国際的な脅迫による対抗策は平和的な方法ではなく、世界各国は他の国の国民に各種の武器を使用することを避け、これらの兵器が使用された日を歴史に記録するという段階に入ることができるようにすべきだと強調しました。
トランプ大統領を議長とした国連安保理会合は、26日水曜、大量破壊兵器の不拡散をテーマに開催されました。
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