イラン外相、「サウジは、自国の地域政策を見直すべき」
11月 01, 2018 18:41 Asia/Tokyo
イランのザリーフ外相が、同国の政府関係者とサウジアラビア外相との電話連絡については一切知らされていないとし、「サウジアラビアは、自らの地域政策を見直すべきであり、これが実現された際にはいつでも、イランは近隣諸国と良好な関係を築く意向がある」と語りました
ザリーフ外相は31日水曜、パキスタン訪問の終了に当たって記者団に対し、一部のメディアの間でサウジアラビアのジュベイル外相とイランの政府関係者の間でコンタクトがあったとする、あるアラブ系メディアの主張に関して、「イランの近隣諸国はいずれも、イランとの緊張を起こすことでの利益を得ていない。このため、このような政策は早急に廃止されるべきだ」と述べています。
また、今回のパキスタン訪問の成果について、「パキスタンの政府関係者は、同国とイランの国境付近で拉致された、イランの国境警備隊員の釈放問題の最終的なプロセスに関して全力を尽くす、と約束した」としました。
ザリーフ外相は31日午前、拉致されているイランの国境警備隊員の状況の追跡を目的に、高等使節団を率いてパキスタン入りし、同国のイムラン・カーン首相やクレーシ外相、バジワ陸軍司令官らと会談しました。
ラジオ日本語のフェイスブックやユーチューブなどのソーシャルメディアもご覧ください。
https://www.facebook.com/ParsTodayJapanese
http://youtube.com/channel/UCXfX6KY7mZURIhUWKnKmrEQ
https://twitter.com/parstodayj