イラン大統領、「アメリカは世界とのイランの通商関係を断絶させることはできない」
イランのローハーニー大統領が、「アメリカは、地域や世界とイランとの通商関係を断絶させることはできない」としました。
ローハーニー大統領は4日火曜、テヘラン東部に隣接するセムナーン州・シャーフルードの人々を前に演説し、「アメリカは、イランが地域諸国や世界との経済・文化・政治関係を今後も維持し、イスラム諸国や近隣諸国との交流を拡大していくであろうことを承知しておくべきだ」と述べました。
また、「イランは、アメリカとシオニスト政権イスラエルにとって、容認しがたい強力国である。イラン国民は決して敵に屈したことはなく、今後も屈しないだろう」とし、「偉大なるイラン国民は、アメリカとの戦いにおける最終的な勝者であることを証明した」と強調しました。
さらに、「アメリカは、イランと世界各国との関係の脆弱化を狙っている」とし、「イラン国民とイラクやトルコ、アゼルバイジャンおよびロシア、カザフスタン、トルクメニスタン、アフガニスタンやパキスタン、そしてオマーンやカタール、クウェートにまで及ぶ地域諸国との関係は、これまでのどの時代にもましてより親密なものとなっている。アメリカは地域や世界とイランの通商関係を断ち切ることはできない」と語りました。
ローハーニー大統領はまた、「わが国の軍やイスラム体制の主導や支柱は、イラクやシリア、レバノンの安全保障のため、地域の諸国民を支援した」とし、「今日、イランは軍事・政治面での戦いの場において、サウジアラビアの侵略に抵抗するイエメン国民を支援している」と述べました。
ラジオ日本語のフェイスブックやユーチューブなどのソーシャルメディアもご覧ください。
https://www.facebook.com/ParsTodayJapanese
http://youtube.com/channel/UCXfX6KY7mZURIhUWKnKmrEQ
https://twitter.com/parstodayj
https://www.instagram.com/parstodayjapanese/