初の業績(1);イラン史上初の人工衛星 (日本語のナレーション付)
8月 25, 2019 16:30 Asia/Tokyo
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イラン史上初の人工衛星
今回から32回にわたり、1979年のイランイスラム革命後に初めて発生したイランの出来事や進歩・躍進の様子をご紹介してまいります。
イスラム革命後、イランは初めて宇宙空間への進出に成功しました。1957年に、ソ連が世界初の人工衛星スプートニク1号を宇宙空間に送り込みました。これを皮切りに、翌年にはアメリカが人工衛星の打ち上げに成功し、さらに1965年にはフランスが、そして1970年には日本と中国、1971年にはイギリス、1980年にはインド、1982年にはシオニスト政権イスラエルも人工衛星を打ち上げています。
イランは、2006年に初めて同国史上初の人工衛星を地球周回軌道に乗せることに成功、この分野の技術を獲得した世界で9番目の国となりました。ですが、衛星の製造には外国が手を貸していました。
この衛星の打ち上げから数ヵ月後、イランは純国産の衛星の製造を開始、遂に革命勝利30周年にあたる2009年2月5日、イラン製の人工衛星オミードの打ち上げに成功します。イランのこの成功は、NASAアメリカ航空宇宙局にも承認されました。
こうして、イランは同国史において初めて、宇宙技術を保有する9カ国の仲間入りを果たしたのです。
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