イランが、ヨーロッパへの麻薬密輸の増加をめぐり警告

3月 06, 2019 19:45 Asia/Tokyo

イラン麻薬対策本部のモウメニー事務局長が、ヨーロッパへの麻薬密輸の増加について警告し、「ヨーロッパは麻薬対策における自らの負担や責任を受け入れるべきだ」としました。

ロシア・モスクワを訪問中のモウメニー事務局長は６日水曜、イルナー通信のインタビューで、イランは麻薬対策に関するヨーロッパ側の言葉の上での感謝を必要としないとし、「イランは麻薬対策の最前線にいる。この中でこれまでに３８００人を超える殉教者を出している」と表明しました。

また、「イランが必要としているのは、麻薬対策における真剣な支援や新型機器の獲得だ」と強調し、「イランが制裁下に置かれていることに鑑み、わが国は、過去のようにヨーロッパへの麻薬の密輸を阻止することは出来ないだろう」と語りました。

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