イラン外務省報道官、「米はイランの洪水被災者への支援ルートを遮断」
4月 02, 2019 20:17 Asia/Tokyo
イラン外務省のガーセミー報道官が、「アメリカは、イラン赤新月社の口座を閉鎖し、洪水被災者に対する他国の支援ルートを遮断している」と語りました。
イルナー通信によりますと、ガーセミー報道官は2日火曜、「赤新月社の口座が閉鎖・凍結されていることから、外国人も在外イラン人のいずれも、被災者への支援提供ができない」と述べています。
また、「核合意離脱後1年満了を前にしてのアメリカのこのような行動は、制裁がイラン国民や彼らの利益を標的にしたものではない、などというアメリカの政府関係者のスローガンや口先の主張とは逆に、イラン国民を対象とした彼らのアプローチを示すものだ」としました。
さらに、「通常は、緊急事態などの困難な状況においてさえも、銀行システムは一切遮断されず、人々への人道支援ルートなどの可能性は、赤十字や赤新月社などを通じて整えられるが、アメリカは人道に反する圧政的な手段により、イランの洪水被災者への支援ルートを遮断した」と語っています。
ガーセミー報道官はまた、国際社会や国際人道支援機関は、このような行動に対抗すべだ」と述べました。
さらに、「アメリカは、イランの被災者への支援妨害の責任をとるべきだ」としています。
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