イラン外相、サウジでの37人の斬首刑執行に沈黙する米大統領を批判
4月 24, 2019 18:16 Asia/Tokyo
イランのザリーフ外相が、サウジアラビアでの37人の斬首刑執行を受けて、この処刑にトランプ米大統領が沈黙していることを批判しました。
サウジアラビアの内務省は23日火曜、テロ行為やテロに関与した罪で市民37人を処刑したことを明らかにしました。
イルナー通信によりますと、ザリーフ外相は23日夜、ツイッターで、「サウジアラビアによる同国のジャーナリスト殺害とその遺体切断の無視。そして今回、サウジが一日に37人を斬首したが、これに対してトランプ米政権から抗議の声は一切上がらない」と表明しました。
ザリーフ外相はまた、アメリカのボルトン大統領補佐官、サウジのムハンマド皇太子、UAEアラブ首長国連邦のビン・ザーイド皇太子、イスラエルのネタニヤフ首相の陣営に加われば、あらゆる犯罪を行っても責任から逃れられる」と皮肉っています。
国際人権団体アムネスティ・インターナショナルの報告によれば、2018年にはサウジアラビアで149人が処刑されており、斬首刑が執行されているのは世界でサウジアラビアのみと指摘されています。
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