イラン国防軍需相、「イランの原油輸出封じ込めというアメリカの主張は実現不可能」
-
イランのハータミー国防軍需相
イランのハータミー国防軍需相が、「わが国の原油輸出を完全に停止させるとするアメリカの主張は実現不可能だ」と語りました。
ハータミー大臣は２４日水曜、ロシア・モスクワでの第８回国際安全保障会合において、アメリカがイランの原油輸出ルートを遮断しようとしていることに触れ、「イランは、自国民の利益の確保やアメリカとの経済テロとの戦いのため、自らの防衛手段の使用許可があると考える」と述べています。
また、「各国やその法的組織を勝手にテロ組織扱いとし、そのリストを作成するというアメリカの行動は、全くもって破廉恥で人種差別も甚だしい」としました。
さらに、「人類は良心に目覚めているがゆえに、わが国のイスラム革命防衛隊が、西アジア地域でのテロ対策における最新鋭組織であることを理解するのは、至極容易なことである」と語っています。
ハータミー大臣はまた、シオニスト政権イスラエルによるパレスチナ占領と、当該地域の人々の弾圧が依然として続いていることに言及し、「イラクでのタクフィール派の燃え残りの火種、シリアにおけるアメリカやイスラエル、一部のヨーロッパ諸国などの外的勢力の干渉、サウジアラビアによる抑圧されたイエメン国民の虐殺により、これらの国での完全な平和と安全の確立が妨害されている」と述べました。
そして、スリランカでの最近のテロ攻撃と、ニュージーランドのモスクでの罪なき人々の虐殺を非難し、「イスラム教徒を自称する過激派や、こうした虐殺の実行犯である過激な人種差別主義者は、裏表のある二重人格者だ」としています。
ラジオ日本語のフェイスブックやユーチューブなどのソーシャルメディアもご覧ください。
https://www.facebook.com/ParsTodayJapanese
http://youtube.com/channel/UCXfX6KY7mZURIhUWKnKmrEQ
