イラン外相、「イランは制裁を切り抜ける多大な経験を持つ」
(last modified Mon, 29 Apr 2019 06:56:37 GMT )
4月 29, 2019 15:56 Asia/Tokyo
  • ザリーフ外相
    ザリーフ外相

イランのザリーフ外相が、「制裁を切り抜けるには多くの困難が存在する。だが、イランはこれに関する最も多くの経験を有している」と語りました。

ザリーフ外相は、ロイター通信のインタビューで、「アメリカによる制裁強化を受け、我々は選択肢の1つとしてNPT核兵器不拡散条約からの脱退を考えている」と述べました。

また、制裁打開について、「イランほど、この分野に関して経験を持つ国はないだろう。これらの経験を活かし、国民を支えにし、こうした制裁圧力が国民に及ぼす影響が最小限に収まるよう希望する」としました。

さらに、アメリカとの協議という問題に触れ、「対米交渉は最初のうちこそ成果に至ったものの、アメリカは最終的に協議の場において信頼できる相手ではないことを自ら示した」と語りました。

ザリーフ外相はまた、「イランの政府と国民は、石油への依存度を減らし、国内生産と非石油製品の輸出を拡大し、それによる増収をはかることで、アメリカの制裁に対抗できる」と述べました。

 

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