赤十字国際委員会が、イラン洪水被災者に対する外国の支援物資の移送に向けて努力
May 02, 2019 04:59 Asia/Tokyo
赤十字国際委員会が、「当委員会は、イランの洪水の被災者に対する外国の支援物資の移送のため、全力を尽くしている」としました。
イルナー通信によりますと、赤十字国際委員会のピーター・マウラー総裁は、スイス・ジュネーブでの国際赤十字赤新月社連盟の理事会の会合の傍ら、イラン赤新月社のペイヴァンディ会長と会談し、「赤十字国際委員会は、イランの洪水の被災者に対し40万ドルを支援する意向だ」と語っています。
一方、ペイヴァンディ会長も人道支援機関の1つであるイラン赤新月社の活動に対する制裁の影響に懸念を示し、マウラー総裁に対し赤十字国際委員会の位置づけに注目した上での、イラン国外からの義捐金の受領のルートが開かれるよう求めました。
イランで最近発生した洪水を受け、アメリカはイラン赤新月社名義の口座を閉鎖し、これにより事実上イランの洪水の被災者に対する他国からの人道支援をかく乱しています。
最近、イランの北部、南部、西部の一部地域における過去最大規模の集中豪雨と洪水により、甚大な人的・物的被害が発生しています。
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