IMF、「イランは1000億ドル以上の外貨を備蓄」
May 04, 2019 19:16 Asia/Tokyo
IMF・国際通貨基金が、アメリカの制裁下にあるイランについて、「2018年のイランの外貨備蓄はこれまでどおり、1000億ドル以上を維持するだろう」と表明しました。
IMFは、「西アジア、北アフリカ、中央アジア地域の経済の展望」と題する最新報告において、「2019年におけるイランの外貨備蓄は1032億ドルに到達し、同国は外貨備蓄高の点で地域で3位を維持すると見られる」としました。
CNNも、アメリカの政府関係者やアナリストの話として、「イランの原油輸出は停止されず、同国は原油の輸出相手国とともに、制裁を回避する方法を見出すだろう」と報じました。
アメリカ政府は先月22日、イラン核合意から違法に離脱して満1年となるのを前に、5月2日からはイラン産原油の輸入国に対する制裁適用除外措置を打ち切る旨を発表しました。
アメリカ政府は昨年、イランの原油輸出を完全に抑え込むと宣言したものの、各国の強い反発に遭遇、最終的に中国、インド、日本、韓国、トルコ、イタリア、ギリシャ、台湾の8カ国を制裁適用除外とすることを余儀なくされた経緯があります。
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