イランが国連事務総長に書簡、先の洪水被災者への人道支援を妨害した米国を批判
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マランディ所長
イラン医学文化センターのマランディ所長が、国連事務総長に書簡を送り、アメリカ政府が先のイランの洪水被災者への人道支援提供をめぐり国際法に明らかに違反したこと、加えて医薬品や医療機器の入手制限など人道に反する行動を取ったことを強く抗議しました。
マランディ所長は、国連のグテーレス事務総長に宛てた書簡において、「遺憾ながら、アメリカ政府やこれに追随する一部西側諸国が、イラン洪水被災者に対する国外からの義援金の送金を妨害するなど、最も基本的な国際法に違反したケースを目の当たりにしている」と訴えました。
この書簡ではまた、「国際人権擁護機関は、それがアメリカの希望に沿わない場合は沈黙を決め込み、復興再建に向け財政援助を強く必要とする被災地の人々の権利を擁護する発言すら控えている」と批判しています。
さらに、イラン国民の権利に対するアメリカ政府や、同国を支持する西側諸国の侵害行為を阻止すべく、国連事務総長が実効性ある行動を取るよう求めています。
アメリカは、イラン赤新月社の口座を閉鎖し、これにより事実上イランの洪水被災者に対する、各国からの義援金の送金が困難になっています。
およそ2ヶ月前に、イランの北部、西部、南西部の一部の地域が過去最大規模の集中豪雨と洪水に見舞われ、甚大な人的・物的被害が出ており、今なお被災者への支援活動が続けられています。
イランの関係機関は、今回の洪水での死亡者数を76人と発表しています。
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