イラン保健医療教育相、「世界は米を医療分野・医薬品制裁のかどで非難すべき」
(last modified Tue, 21 May 2019 06:07:34 GMT )
May 21, 2019 15:07 Asia/Tokyo
  • イランのナマキー保健医療教育大臣
    イランのナマキー保健医療教育大臣

イランのナマキー保健医療教育大臣が、「アメリカの対イラン制裁により、医療機器や医薬品を必要とする罪のない人々が深刻な被害を受けている」とし、「国際社会は、アメリカを非難すべきだ」と語りました。

IRIB通信が、スイス・ジュネーブから伝えたところによりますと、第72回WHO世界保健機関総会に出席するためジュネーブを訪問中のナマキー大臣は20日月曜、自身の演説の中で、「我々は国際社会に対し、一種の人類に対する犯罪である違法な行動の継続を理由に、アメリカの責任を問うよう要請する」と述べています。

また、「今月19日に、保健の全面的な普及状況に関するイラン保健医療教育省およびWHOの共同報告が発表された」とし、「アメリカの不当で一方的な制裁は、特に慢性病に苦しむ人々の先進医療技術や医薬品の利用・調達に悪影響を及ぼしている」としました。

さらに、「過去30年間において、イランでは特に貧困層をはじめとするすべての人々に合致した、基本的な医療ケアサービスが普及拡大しており、新生児死亡率や妊産婦死亡率、危機や緊急事態による病気の蔓延といった保健関連の指数の大幅な改善における、保健医療システムの強力なインフラが効果のほどを示している」と語っています。

 

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