国際危機グループ「タンカー攻撃事件で、イランに対する証拠なし」
6月 19, 2019 18:34 Asia/Tokyo
国際危機グループのイラン研究プロジェクトの責任者が、「オマーン海でのタンカー攻撃事件にイランが関与したことを示す証拠は一切ない」と強調しました。
ベルギーの首都ブリュッセルに拠点を置く非政府組織・国際危機グループのイラン研究プロジェクトの責任者を務めるアリ・ワーエズ氏は18日火曜、仏フィガロ紙のインタビューで、オマーン海でのタンカー2隻への攻撃にイランが関与したとする主張について、「イランを非難するに足る証拠書類は存在しない」と述べました。
そして、アメリカが公開したビデオから理解できるのは、「タンカー乗組員を救助するイランの作業の様子」とし、証拠もなくイランに疑惑を投げかける前に、誠意の印として、国連の監督下での調査を要求すべきだとしました。
6月13日水曜、オマーン海を航行中のタンカー2隻が不審な出火を起こした事件で、このニュース報道直後にポンペオ米国務長官は、何の証拠もないまま「オマーン海でタンカー2隻が攻撃された責任はイランにある」と表明しました。
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