イラン革命防衛隊司令官、「さらにもう1機の哨戒機をも撃墜可能だった」(動画)
(last modified Sat, 22 Jun 2019 04:54:01 GMT )
6月 22, 2019 13:54 Asia/Tokyo
  • ハージーザーデ司令官
    ハージーザーデ司令官

イランイスラム革命防衛隊宇宙航空部・対空防衛部隊のハージーザーデ司令官が、「わが国は、先に撃墜した無人偵察機の近くを飛行していた、35人乗りのアメリカ軍哨戒機も撃墜可能だったが、これを回避した」と語りました。

ハージーザーデ司令官は21日金曜、イラン領空で前日撃墜された無人偵察機の残骸を提示した後、記者団に対し、「件のアメリカ米無人偵察機が追跡された瞬間には、およそ35人を乗せたP8型哨戒機も近くを飛行中だった。イランは同機をも撃墜可能だったが、これを行わなかった」と述べました。

また、「わが国がアメリカの無人偵察機を撃墜した目的は、米軍というテロリスト部隊への警告だ」としました。

さらに、「先週にはアメリカ側から、『イランがアメリカの無人機を撃墜すべく地対空ミサイルを発射した』との発表がなされている」とした上で、「もし、わが国が先週、アメリカの無人機MQ9を撃墜しようと考えたなら、それができだはずだった。しかし、わが国はこれを行わず、アメリカに警告を与えるにとどめた」と語りました。

ハージーザーデ司令官はまた、国家安全保障の維持と領土保全をイランの譲れない一線だとし、「イランの航空機がもし、アメリカ沿岸を飛行したら、アメリカがどのような反応を示すのか、問いただす必要がある」と述べました。

 

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