イランは、麻薬対策の先進国
6月 25, 2019 18:26 Asia/Tokyo
6月26日は、国際麻薬乱用・不正取引防止デーに制定されています。
イランは、世界の主要な麻薬生産国とされるアフガニスタン、パキスタン、インドから構成された黄金の三日月の地帯に隣接しています。
その中でも、特に重要な麻薬の生産国はアフガニスタンおよびパキスタンとされ、これらの国で生産される麻薬の量は年間4000トンにも及びます。
国連の最近の報告では、イランは世界一の麻薬対策の先進国とされています。
イランは毎年この分野におよそ8億ドルを拠出している中、国際機関が麻薬対策のためイランに提供している資金額が年間1500万ドルにとどまっています。
イランのザリーフ外相は、アメリカの一方的な行動や制裁行使に触れ、「今日、麻薬問題が最も重要な社会問題となっていない国は世界でも少ない。毎年、麻薬対策に向け巨額の費用が拠出されているが、依然として麻薬組織や麻薬常習・中毒者の数は増加する一方だ」と語りました。
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