シーア派6代目イマーム・サーデグの殉教記念日、イラン国民が追悼
6月 29, 2019 17:40 Asia/Tokyo
シーア派6代目イマーム・サーデグの殉教記念日に、イラン国民が一斉に喪に服しています。
29日土曜は、イスラム暦1440年シャッワール月25日にあたり、シーア派6代目イマーム・サーデグの殉教記念日です。
イラン国民はこの日、宗教施設などに足を運びシーア派の偉人を追悼する儀式に参加します。
イラン北東部の聖地マシュハドにあるシーア派8代目イマーム・レザーの霊廟はこの日、黒い喪服に身を包んだ巡礼者であふれかえっています。
イマーム・サーデグはその実り多い生涯を通して、宗教関係の学問を教える場を設け、シーア派・スンニー派を問わず全てのイスラム教徒らの疑問に答え、論理や論証を持って全てのイスラム教徒にシーア派という宗派の権威を証明することに成功しました。
イマーム・サーデグの言動は大きな影響力を及ぼし、スンニー派の一派ハナフィー派やシャーフェイー派の偉人たちまでも、多くがイマーム・サーデグの下で学び、宗教学の研鑽を積むこととなりました。
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