7月 03, 2019 19:05 Asia/Tokyo
  • 旅客機撃墜事件31周年
    旅客機撃墜事件31周年

1988年7月3日にアメリカの巡洋艦に撃墜され殉教した、イラン航空機搭乗者290人を追悼する慰霊式典が3日水曜、遺族や政府関係者が参加して撃墜現場となったペルシャ湾で行われました。

イルナー通信によりますと、この慰霊祭ではイラン国歌が演奏された後、参加者らが290人の犠牲者が殉教したイラン南部ホルモズガーン州の海域に浮かぶヘンガーム島および、ホルモズ海峡周辺に花束を投じました。

慰霊祭の参加者らは、撃墜現場に花を投げ入れる際に「アメリカに死を」、「イスラエルに死を」というスローガンを唱え、人類に対するアメリカの戦争犯罪と人道に反する犯罪を非難しました。

1988年7月3日、乗員乗客290人を乗せたイラン航空のエアバス655便が、ペルシャ湾上空でアメリカのミサイル巡洋艦ヴィンセンスに撃墜され、子供66人、女性53人を含む全員が殉教しました。

この撃墜の後、アメリカ政府はこの許されざる犯罪行為を正当化するため、矛盾した口実や理由を並べ立て、問題の旅客機を戦闘機と誤認したとの説得を試みました。

しかし、ミサイル巡洋艦ヴィンセンスが最新鋭のレーダー機能などを装備していたこと、飛行の状況から件の航空機が旅客機であったことが明白だったことなどから、米が誤って撃墜した可能性は皆無で、完全な敵対行為であったことが判明しています。

 

 

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