イラン外務次官が、大統領特使として仏大統領と会談
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アラーグチー次官
イランのアラーグチー外務次官が、同国大統領特使としてフランス・パリでマクロン大統領と会談し、ローハーニー大統領の書簡を手渡しました。
イルナー通信によりますと、23日火曜、アラーグチー次官とマクロン大統領はこの会談で、地域における緊張緩和に向けた方策、国際・多国間合意としての核合意の維持・存続について意見を交わしました。
また、地域や世界の現状に即した、最上の形での安全と安定の確立・強化に必要な雰囲気作りに向け、外交手段を活用することが強調されました。
アラーグチー次官はこの前にルドリアン仏外相とも会談し、その席で「イランは、他国がペルシャ湾での航行の自由を乱すことを許さない」と強調し、イランはホルモズ海峡を初め地域の安全保障に全力を挙げているとしました。
加えて、イランに対するアメリカの経済戦争に触れ、「アメリカは違法で不当な制裁により、イラン国民を標的にしている」と訴えました。
そして、「わが国はヨーロッパに対し、アメリカが最大限の圧力という枠組みで行っている、イランの石油輸出の完全な封じ込め政策に公然と反対の立場をとるよう期待する」と述べました。
アラーグチー次官はまた、「イランは、いかなる条件のもとに置かれようと原油輸出を続行する」としました。
一方のルドリアン外相も両国間の最近のやり取りや接触に触れ、仏大統領特使のテヘラン訪問やイラン大統領特使のパリ訪問は重要であるとしました。
また、「フランスは、現在起こっている緊張の緩和を求めている」とし、「わが国はイラン核合意の維持を強調しており、これに関する全面的な努力を継続する」と語りました。
英独仏の欧州3カ国は、昨年5月8日のアメリカの核合意離脱後、イランの経済的な利益を確保し合意維持に努めると約束しました。しかし、口頭や政治的にはアメリカの行動に対抗を見せているものの、具体的な実効性ある成果を上げるには至っていません。
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