イラン政府、「外相への制裁は政府・国民という基盤への侵略」
(last modified Sun, 04 Aug 2019 10:55:49 GMT )
8月 04, 2019 19:55 Asia/Tokyo
  • ラビーイー政府報道官
    ラビーイー政府報道官

イランのラビーイー政府報道官が、「アメリカが、わが国のザリーフ外相に制裁を科すという浅はかな行動に出たことは、イランの政府・国民の基盤に対する侵略だ」と語りました。

米財務省は、イランへの制裁行使を習慣化させる中、今月1日付けでザリーフ外相を制裁対象者リストに加えました。

ラビーイー報道官は4日日曜、記者会見し、「ザリーフ外相に対する制裁行使は、一個人に対する侵略ではない」とし、「アメリカのこのような行動は外交プロセスのすべてに違反することに加え、世界の外交史でも前代未聞の出来事だ」と非難しました。

また、イランの政府・軍事関係者がザリーフ外相を強く支持していることに触れ、「アメリカのこのような行動により、逆にイラン人の団結が強化された。また国際社会の否定的な反応も招いている」と述べました。

さらに、「イランは決して孤立しない」とし、「多くの国はアメリカの対イラン制裁に従っていない。この事実はアメリカの国際的な孤立を示している」と強調しました。

ラビーイー政府報道官はまた、「ホワイトハウスはもはや虚しいハウスだ」とし、「イランはアメリカの(大統領)選挙問題に巻き込まれることはない」と語りました。

そして、イランと近隣諸国の協力を歓迎し、「イランは、サウジアラビアとアラブ首長国連邦をアメリカとは別に見ている」と述べました。

 

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