イラン紙、「イラン経済は東アジアとヨーロッパにとって魅力的」
1月 26, 2016 23:10 Asia/Tokyo
イランの新聞が、「イラン経済は、東アジアやヨーロッパ諸国にとって、全ての部門において特別な魅力を有している」と報じました。
テヘラン発行の新聞アールマンは、26日火曜付けの記事において、「イランには、石油や天然ガスといったエネルギー資源、鉱山が豊富に存在し、地理的にも絶好の条件にあり、さらに陸路や空路での交通手段も発達していることから、イランでの外国による投資の重要性が高まっている」としています。
アールマン紙によりますと、イランとの貿易は様々な利点を有することから、西側諸国にとって重要であり、ヨーロッパ諸国はこの利点を利用して、自国の生産品を地域諸国に供給できるということです。
この新聞はまた、西側諸国における経済不況に触れ、「西側諸国は、対イラン経済制裁の解除後、イランを自国の主要な貿易相手国に選ぼうとしていた」と報じました。
さらに、「イランは、豊富なエネルギー資源や、高学歴で安価な労働力に恵まれ、またトランジット輸送に好都合な位置にあり、多大な経済的可能性を有するといった特質があることから、西側諸国にとって非常に好ましい市場であり、これらの国はイラン市場への参入により自国の問題の一部を改善できる可能性がある」としています。
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