イランが警告、「世界規模で増える麻薬使用は欧州の政策が一因」
8月 17, 2019 18:20 Asia/Tokyo
イラン麻薬対策本部のモウメニー事務局長が、欧州諸国の一部政策によって麻薬使用が世界規模で増大していると指摘しました。
モウメニー事務局長は17日土曜、記者会見で、「複数の欧米諸国が国内での麻薬使用の自由を宣言したが、この措置により麻薬の生産や使用者が増加している」と述べました。
また、「国連の報告によれば、世界で計2億8000万人が麻薬を使用し、年間45万人が死亡している。このうち、アメリカ人麻薬使用者は2800万人で、その年間死亡者は7万人にのぼる」と説明しました。
モウメニー事務局長はさらに、「国連の報告では、アフガニスタンを含むアジア諸国での麻薬栽培量が増加しているとされ、アフガニスタンでの麻薬使用量も増加の一途を辿っている」としました。
国連は、これまでに何度もイランによる麻薬対策を高く評価しています。
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