イランの経済使節団が、来週フランスを訪問
イラン大統領府が、イランの経済使節団が来週フランスに派遣されると発表しました。
イラン大統領府のヴァーエズィー事務局長は28日水曜、記者団に対し、イランとフランス両国間での協議が進行中であることを伝え、「来週にはイランの経済使節団がフランスに派遣され、協議の詳細を検討する」と述べました。
そして、使節団のイラン帰国にあわせて、「イラン政府は特に核合意で決められた責務縮小の第三段階に踏み切ることについて発表する」と述べました。
イランは米国が核合意を離脱した後も1年にわたり理不尽を耐え、合意内容を遵守してきました。しかし、核合意関係国、特に米国離脱による影響を保証すると約束したヨーロッパ諸国がその責務を果たしていないことから、自身の責務縮小に踏み切り、ヨーロッパ側にはその義務を果たすための時間を与えました。
イランは今年5月8日、米国の核合意離脱後の経済的影響を補償するためのヨーロッパから提案された解決策が、十分な効果を発揮しなかったことが証明されたのち、「自国の核合意内の責務の一部をその条項に則り停止する」と発表しました。
イランは、ヨーロッパ諸国が核合意の責務を果たすために与えた60日間の猶予が終了した後、7月7日に濃縮レベル3.67%を超えるプロセスを開始しました。
イランはまた、ヨーロッパ諸国に対し、もしその責務を果たさないならば、イランはより確実に第3段階に足を踏み入れるだろうと警告しています。
ラジオ日本語のユーチューブなどのソーシャルメディアもご覧ください。
https://www.youtube.com/channel/UCXfX6KY7mZURIhUWKnKmrEQ
https://twitter.com/parstodayj