在ウィーン国際機関イラン代表、「IAEAは米傘下の組織ではない」
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オーストリア・ウィーン国際機関のガリーブアーバーディ・イラン政府代表が、「IAEA国際原子力機関は、アメリカ大統領補佐官がその業務内容を決定するアメリカ政府傘下の組織ではない」と語りました。
(last modified 2025-10-27T05:05:03+00:00 )
9月 09, 2019 19:12 Asia/Tokyo
  • 在ウィーン国際機関イラン代表
    在ウィーン国際機関イラン代表

オーストリア・ウィーン国際機関のガリーブアーバーディ・イラン政府代表が、「IAEA国際原子力機関は、アメリカ大統領補佐官がその業務内容を決定するアメリカ政府傘下の組織ではない」と語りました。

ガリーブアーバーディ代表は9日月曜、ツイッター上でイランの核活動をめぐる米ボルトン大統領補佐官の主張に反応し、「IAEAのフェルータ事務局長代理のテヘラン訪問は、ボルトン補佐官が期待していたような特別な産業指示を伴うことはなかった。この訪問では、核合意、追加議定書、包括的な規約合意書の3分野を検証し、協力度合いを振り返るという作業がなされた」と説明しました。

また、イランが秘密裏に核活動を行っているとの主張を強く否定し、「わが国とIAEAの建設的な協力をかく乱し、この国際機関への不当な圧力を狙った工作はまったく機能していない」と述べました。

ボルトン大統領補佐官

 

ボルトン大統領補佐官は7日土曜、「フェルータ事務局長代理のイラン訪問の一方で、最近IAEAは同理事会に対し、イランが秘密裏の核活動あるいは核物質を有している可能性があると通知した」と主張していました。

フェルータ事務局長代理は8日日曜、1日日程のテヘラン訪問の中でイラン原子力庁のサーレヒー長官、ザリーフ外相と会談し、IAEAとイランの協力継続を強調しています。

 

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