9月 24, 2019 21:04 Asia/Tokyo
  • ザリーフ外相
    ザリーフ外相

イランのザリーフ外相が、「わが国は今後とも他国に戦争をしかけることはない」とし、「イランは攻撃されれば、全力を挙げて自己防衛する」と語りました。

国連総会に出席するため、アメリカ・ニューヨークを訪問中のザリーフ外相は、CNNのインタビューで、「イランはこれまでに何度もアメリカに警告し、戦争を開始すれば、それを終結させるのがアメリカでないことは間違いない、と通告してきた」と述べています。

また、アメリカがイラン中央銀行への制裁に踏み切ったことを批判し、「制裁は戦争以上のものだ。それは、制裁では民間人が標的となるからだ」としました。

さらに、アメリカの対イラン制裁の解除を強調し、「アメリカのトランプ大統領はまず、対イラン制裁廃止案を議会で採決にかけ、それからIAEA国際原子力機関の査察官を通じてのイランの核施設の恒常的な監視に努力すべきだ」と語っています。

そして、最近浮上した、サウジアラビア石油施設攻撃へのイラン関与説を否定し、「このことを裏付ける証拠は一切存在していない」と述べました。

ザリーフ外相はまた、「サウジアラビアの石油施設への攻撃に関しては、イエメンが責任を認めている」とし、「アメリカの最新鋭兵器は、イエメンに対し無能だった」としています。

最後に、「兵器を購入しても安全はもたらされない」とし、「サウジアラビアは、安全保障のために兵器を購入するのではなく、イエメン攻撃を停止し、近隣諸国との対話という方針をとるべきだ」と語りました。

 

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