ペルシャ湾で、米ヘリとの直接対決の殉教者を偲ぶ献花の儀が実施
10月 08, 2019 03:19 Asia/Tokyo
ペルシャ湾でのアメリカのヘリコプターとの戦闘32周年にちなみ、湾内の戦闘現場にて7日月曜、この戦いでの殉教者の遺族による献花の儀が行われました。
1987年10月8日、イランイスラム革命防衛隊海軍のナーデル・マフダヴィー司令官(当時24)は、戦友らとともに巡洋のため、2隻の艦艇と駆逐艦によりペルシャ湾に浮かぶファールスィー島に向かっていました。
ファールスィー島に到着した後、アメリカ軍のヘリコプターMS6が、イラン軍司令部基地のレーダーを攻撃しました。
マフダヴィー司令官はすぐさま、自らの任務に基づき、相手側に同様の攻撃を試みました。司令部のレーダー破壊から数分もたたないうちに、イスラム革命防衛隊の艦艇のうちの1隻が、アメリカのミサイルにより撃墜されました。
マフダヴィー司令官とその同僚たちは、15分後に戦闘状態となり、スティンガーミサイル1発により、ベルAH1スーパーコブラ型のヘリコプター1機を撃墜しました。
マフダヴィー司令官には、同僚の1人と同時に空中でアメリカのヘリコプターに向かって発砲するとともに、殉教者と負傷者を海中から引き上げようとしましたが、20分後敵方に捕らえられました。
そして、アメリカ海軍強襲揚陸艦 USSの甲板上で残忍な拷問を受け、長い鉄の杭により胸を刺され殉教を遂げました。
イランの暦では、マフダヴィー司令官の殉教日はイスラム革命防衛隊海軍の日に制定されています。
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