イラン情報省、「国内で米諜報機関と関係のある因子が逮捕」
11月 28, 2019 17:51 Asia/Tokyo
イラン情報省スパイ対抗局長が、「イランでの最近の暴動・騒乱に関する情報を収集し、それらを外国に発信しようとしていた因子らが、その実行前に特定、逮捕された」としました。
IRIB通信によりますと、同局長は27日水曜、「これらの因子は、米CIAの予算により、各国においてジャーナリストの市民としての情報収集に必要な訓練を受けており、かなり前から監視下にあった。そして、イラン国内での暴動が最高潮に達した後、イランでの暴動への参加や、特に動画をはじめとした正確な報告の送信を命じられていたことが判明した」と述べています。
また、「これに基づき、これらの人物のうち6人が、イランでの暴動の現場に居合わせ、諜報機関の命令を実行していた際に逮捕され、ほか2名も情報を収集し、国外へ持ち込もうとしていたところ、イラン出国前に特定、逮捕された」としました。
イランでは、今月15日から燃料(ガソリン)の価格改定案の実施により、テヘランやその他の一部の都市で市民による平和的な抗議行動が発生しました。
しかし、これらの市民に混じり、事前に訓練を受けた暴徒らの一部が、公共物や私有財産、さらには銀行や病院の緊急医療センター、救急車や公共の交通機関などに放火・破壊しました。
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