イラン国家安保評議会書記、「反体制派による殺害計画の実施を確信」
12月 12, 2019 20:39 Asia/Tokyo
イラン国家安全保障最高評議会のシャムハーニー書記が、テヘラン州西部の複数の行政区を訪問し、最近発生した暴動や騒乱による犠牲者の遺族らと会談しました。
IRIB通信によりますと、シャムハーニー書記は12日木曜、懇親的な雰囲気の中でのこれらの会談において、最近の暴動による犠牲者の遺族らを慰労するとともに、損害の迅速な補填や、暴動での殉教者・犠牲者の家族の苦痛の緩和に向けた、体制責任者の決意を明らかにしています。
また、「テヘラン州内の各行政区での最近の騒乱による犠牲者の85%は、反政府抗議集会のいずれにも参加しておらず、武装軍の手中にはなかった銃器や刃物によって、不可解な方法で殺害されている。このため、我々はこれらの地域で反体制派により市民の殺害計画が実施されたことを確信している」と語りました。
イランでは、先月15日からガソリンの価格が改定されたことにより、テヘランやそのほかの一部の都市で市民による平和的な抗議デモが実施されました。
しかし、事前に訓練を受けた暴徒らがこれらの市民に混じり、公共物や銀行、病院の緊急医療センター、救急車や公共の運輸機関などの器物を破壊しました。
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