イラン外相、「ペルシャ湾の安全確保に向け近隣諸国と協力」
(last modified Sat, 28 Dec 2019 09:41:51 GMT )
12月 28, 2019 18:41 Asia/Tokyo
  • ザリーフ外相
    ザリーフ外相

イランのザリーフ外相が、イランと中・露の3ヶ国による海上合同軍事演習の実施に触れ、「わが国は、ペルシャ湾の安全保障のため、近隣諸国と協力する構えだ」と述べました。

イランと中露による合同軍事演習は27日金曜朝、“集団の協力と団結の元での恒久的な平和と友好、安全保障”をテーマに掲げ、北インド洋とオマーン湾にて始まり、30日に終了する予定です。

今回の軍事演習では、海上火災の救援や海賊などに襲撃された船舶の解放、海上での定点標的への射撃作戦など、多岐にわたる戦術の訓練が行われます。

ザリーフ外相は27日金曜、ツイッターへの投稿で、イランが提唱する地域単位の『ホルモズ平和構想』に触れ、「今回の軍事演習は重要な航路の安全維持に向けた我々の総体的な責務履行を明白にするものだ」と述べました。

米国と同盟国の行動がきっかけで西アジア地域の緊張が拡大していることを受け、イランのローハーニー大統領は、今年9月25日、国連総会での演説において、地域・国際問題に対するイランの立場を説明すると同時に、ペルシャ湾の安全保障に関する「ペルシャ湾平和構想」という地域単位での平和計画を提唱しました。

 

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