イラン護憲評議会が、国会選挙に疑問を呈した米国務長官の表明に反応
1月 01, 2020 17:26 Asia/Tokyo
イラン護憲評議会のキャドホダーイー報道官が、来月のイラン国会議員選挙についてポンペオ米国務長官が行なった干渉的な表明に反応し、「ポンペオ長官は、“米国の選挙で何人の候補が党内での独裁により失格になっているか”との問いに回答すべきだ」としました。
ポンペオ長官はツイートの中で、「イラン国会選挙の実施まで2ヵ月間を残すところ、イランの体制は今から候補者1000人を失格にして、不正を働いている」との干渉的な表明を行ないました。
IRIB通信によりますと、キャドホダーイー報道官は31日火曜、ツイッター上で、「米国では、各政党の見解によらずに出馬できる無所属派の候補者がどこにいるか、また米議会の一議席当たり何人の候補者が登録しているか」と問いかけました。
イランでは、内務省が国会選挙の執行機関として、護憲評議会の監視のもと、候補者の資格を審査します。
第11期イラン国会議員選挙および第5期専門家会議・第1回中間選挙は、来月21日に投票が行われます。
選挙関係者によれば、今回の国会議員選挙には1万6145人が立候補しています。
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