イラン外務省報道官、「米は破壊的な地域政策を止めるべき」
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イラン外務省のムーサヴィー報道官
イラン外務省のムーサヴィー報道官が、「イラクでの最近の出来事の中で、イラク国民に対する侮辱を伴ったアメリカの恥知らずな振る舞い、軽率なはぐらかし、度重なる計算違いが浮き彫りになった」とし、「アメリカは地域に展開する破壊的な政策から足を洗うべきだ」と強調しました。
イルナー通信によりますと、ムーサヴィー報道官は31日火曜、在イラク米大使館が襲撃された出来事をめぐり、米政府関係者がまたもイランに疑いを向けていることに反論し、「米政府関係者の恥知らず振りは驚きだ。彼らは少なくとも25人もの命を奪い、多数のイラク人負傷者を出し、イラクの領土保全や国家主権を侵害し、金銭的被害をも引き起こした後に、今度は問題をはぐらかすという軽率な行動に出ている。今回の自らの残虐な行動(イラク民兵組織の拠点空爆を指す)に対するイラク国民の抗議をイランに結びつけようとしている」と非難しました。
また、「米国の主張はイラク国民に対する侮辱だ」とし、「一体どのような論理にそって、これほど多くの犯罪にイラク国民が沈黙を守っているなどと期待できるのだろう?」と疑問を呈ししました。
さらに、「米国は、イラク国民の独立・自由の要求を無視している一方で、同国の旧独裁者サッダーム・フセインへの後押しやテロ組織ISISの結成、そしてそれに伴うイラク国民の殺害や略奪に自らが加担した事実、そして自分たちがイラク国民から占領軍扱いされていることを忘れているように思われる」としています。
そして最後に、米政府関係者による対イラン疑惑の全てを否定し、彼らの計算違いや軽率な行動の全てに関して警告するとともに、「米政府は、地域における自らの破壊的な政策を見直すべきだ」と語りました。
31日火曜朝、イラク・バグダッド市内の外国公館が立ち並ぶグリーン・ゾーンで数千人のイラク人抗議者が、米無人機の爆撃により殉教したイラク民兵組織ハシャド・アルシャビのメンバーの葬儀を開催、その後米大使館前に集結して「アメリカに死を」と怒りのスローガンを叫びました。
憤ったイラク人抗議者たちは米大使館前で星条旗を燃やし、同大使館の閉鎖と米大使の国外追放を求めました。
先月29日夜、イラク・シリア国境地帯にあるハシャド・アルシャビの拠点が米軍無人機に攻撃され、少なくとも30人のメンバーが殉教、51人が負傷しました。
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