Pars Today

この番組では、イランイスラム革命後40年間のイランの歴史の中の初の業績についてご紹介しています。

かつて欧米諸国は、イランの国王が鉄鋼製造工場を設立することを許可しませんでした。そして「イランは鉄鋼を生産する必要はない。必要な時に輸入すればよい」と告げたのです。最終的に、西側諸国の意向に反して、当時の旧ソビエト連邦が、イランに初の鉄鋼工場を建設しましたが、それは期待したほどの生産量ではありませんでした。 1979年のイスラム革命後、鉄鋼生産は増加しました。しかし、イランは常に鉄鋼の輸入を必要としており、輸出に比べ輸入する量の方がはるかに上回っていたのです。しかし、2016年、イラン史上初めて鉄鋼の輸出量が輸入量を上回りました。この年、イランの鉄鋼生産量は1650万トンに達しました。躍進したイランは来る2025年に1,800万トンの鉄鋼を生産する見込みです。