イラン大統領、「制裁は敵に何ら成果をもたらさなかった」
(last modified Sun, 16 Feb 2020 19:47:10 GMT )
2月 17, 2020 04:47 Asia/Tokyo
  • 記者会見するローハーニー大統領
    記者会見するローハーニー大統領

イランのローハーニー大統領が、「イラン国民に対する制裁行使は、敵に何の成果ももたらさなかった」と強調し、「イランはアメリカからの最大限の圧力を乗り切った」と語りました。

ローハーニー大統領は16日日曜、記者会見し、イラン制裁が効果がなかった事を強調し、「米国の目的はいずれも、イラン政府と国民に対する最大限の圧力行使をもってわが国を協議の場に引きずり出すことだった。だが、これは絶対不可能だ」と述べました。

また、ペルシャ湾地域の平和計画である「ホルモズ平和構想」にイラン政府が努力していることに言及し、「世界のすべての人々にとって、西アジア地域での平和や安定の確立がイランの参画なしに不可能であることは一目瞭然である」としました。

さらに、イランイスラム革命防衛隊ゴッツ部隊の故ソレイマーニー司令官が地域で果たした役割に触れ、「殉教したソレイマーニー司令官は、ペルシャ湾や西アジアという一触即発の地域の安定と平和を追求し、常にこの道にそって努力していた」と語りました。

最後に、イエメン危機に言及し、「サウジアラビアは、イエメンへの侵略を止めるべきだ。またイエメンの問題はイエメン国民自身にゆだねる必要がある」と強調しました。

これに関する詳しいニュースはまた後ほどお伝えします。

 

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