米国国境警備局が、イラン系カナダ人外科医に差別的対応
3月 03, 2020 17:25 Asia/Tokyo
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米国国境警備局が、イラン系カナダ人外科医に差別的対応
米国の国境警備局が、イラン系カナダ人外科医の米国への入国を差別的な対応で拒否しました。
カナダのCBCニュースチャンネルによりますと、国境警備局は、カナダからアメリカに入国しようとしたイラン系カナダ人外科医のファルザード・アラヴィー氏の入国を拒否し、同氏の入国を禁じた理由は、約30年前にイランで服した兵役にあるとしました。
ファルザード・アラヴィー氏は、イランで生まれましたが、現在はカナダ国籍を有しています。国境警備局は同氏のアメリカ入国を今年1月10日から許可していません。
この報道によりますと、アラヴィー氏は子息とともに渡米し、米・ワシントンにあるイランの公益代表部領事室で、子息のパスポートに捺印を受け、イランでの亡母の追悼行事に出席しようとしていました。
現在、イランはカナダに領事館を設置していません。
カナダのCBCニュースによりますと、アメリカ当局は、このイラン系カナダ国民の現況について詳細な発表をしていません。
ここ数カ月、米国政府はイラン国籍者に対し非人道的かつ差別的な対応しており、これらの人々のアメリカ入国を妨げています。
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