WHO代表者、「各国は新型肺炎対策でのイランの経験を活用すべき」
(last modified Sat, 07 Mar 2020 21:20:29 GMT )
3月 08, 2020 06:20 Asia/Tokyo
  • WHO代表団がテヘランの病院を訪問
    WHO代表団がテヘランの病院を訪問

イランに派遣されているWHO世界保健機関代表団のリチャード・ブレナン代表が、「イランの医療スタッフの持つ知識や責務に感銘を受けた」とし、「他国も、新型コロナウイルス対策におけるイランの経験を活用すべきだ」と語りました。

WHO東地中海地域緊急健康状態事務所代表でもあるリチャード・ブレナン氏は7日土曜、テヘランで記者団に対し、世界で急速に新型コロナウイルスが拡大していることに触れ、「世界で初めて新型コロナウイルス関連のニュースが発表されたのは67日前だった。イランでの初の感染例が17日前だったという事実は驚くべきことと考える」と述べました。

また、「イラン保健医療教育省は正しい道を進んでいる」とし、「治療、新型コロナウイルス診断の検査所、および情報発信の分野で、イランは目覚ましい進歩を遂げている」としました。

さらに、「イランは、西アジア地域で最もしっかりした医療システムを有している」とし、「新型コロナウイルス対策分野でのイランの進歩は良好なものだ」と語りました。

イラン保健医療教育省の発表によれば、イランではこれまでに新型コロナウイルスの感染者のうち1669人が治癒回復しているということです。

リチャード・ブレナン氏(中央)

 

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