世界におけるイランの位置づけ(16)
農業用機械所有数の順位
3月 17, 2020 16:02 Asia/Tokyo
皆さまは、イランが農業用機械の所有数で世界第21位であることをご存知でしょうか?
農業生産の過程において、農業用機械の使用は生産量の増加と質の向上に繋がります。農業の機械化は、農業生産において提示される基本的なアプローチのひとつとして、適切な時期の農作業、生産費の削減、重労働の軽減、貯蔵農産物の消費管理、農業活動の魅力増加、生産量増加と質の向上、そして何より農作物の大量生産といった目的を、経済的な方法で叶えているのです。
農業の機械化は、伝統的な農業から生産の安定した農業への通過点と言えます。時間が経過し、資源や貯蔵、生産活動の限界が見え、日ごとに人口が増加するに従い、機械化の役割と地位は議論の余地なくさらに表面化し、これをより広い視点で見ることが求められるようになります。なぜなら機械化の助けは、種や肥料、農薬の貯蔵管理にとどまらず、水や土も管理することで、農業生産を経済的かつ安定したものにするからです。
人間の労働力に対し、より経費のかからない機械の利用は、農作業とその生産物をより理想的なものにし、機械用具の取り扱いの簡易化は、機械化を分かちがたい農業の一部としました。イランでは現在、穀物の95%が機械で収穫され、小麦は90~95%、米は収穫の80%が機械により行われています。
イランは、農業用機械の所有数が世界第21位となっています。
ラジオ日本語のユーチューブなどのソーシャルメディアもご覧ください。
https://twitter.com/parstodayj
タグ