イラン大統領、「全ての国の政府と国民が、新型肺炎対策に向けて寄り添うべき」
(last modified Mon, 23 Mar 2020 21:18:50 GMT )
3月 24, 2020 06:18 Asia/Tokyo
  • ローハーニー大統領
    ローハーニー大統領

イランのローハーニー大統領が、新型コロナウイルスの世界規模での蔓延に触れ、「全ての国の政府と国民が、新型肺炎対策に向けて寄り添う必要がある」と語りました。

ローハーニー大統領は23日月曜、チュニジアカイス・サイード大統領と電話会談し、「今日、人命の保護および新型コロナウイルスへの対処には、世界を挙げての共通の措置と協力が必要だ」と述べています。

また、「アメリカ政府は、この感染症の蔓延という苦境の中でも、イラン国民に対する制裁や圧政的な行動を強化している」とし、「医薬品や人道支援物資の送付の阻止・妨害および、イラン国民のニーズ確保を目的とした金融ルートの遮断は、国連の定める規約や人道法に反している」としました。

さらに、世界各国が人道に反するこのアメリカの行動を非難すべきだ、と語っています。

一方、カイス・サイード大統領もこの電話会談で、地域・国際問題やイスラム世界に対するイランの信頼のおける立場を賞賛し、「イランとの協力・関係の全面的な拡大、および歴史あるしっかりした二国間関係の強化は、わが国にとって極めて重要である」と述べました。

そして、人道に反するアメリカの対イラン制裁を非難するとともに、「国連は、こうした状況において全ての諸国民のものであるべきだ」としています。

カイス・サイード大統領

 

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