新型コロナウイルス
イラン国家安保評議会書記、「イランの要求実現の便宜供与への米の反対は人類に対する犯罪」
4月 06, 2020 01:38 Asia/Tokyo
イラン国家安全保障最高評議会のシャムハーニー書記が、「保健衛生関連物品への制裁は違法な措置、かつ人権に反する行動であり、イラン国民に対するアメリカ大統領の敵対行為である」と語りました。
シャムハーニー書記は5日日曜ツイッター上でさらに、「イランは、新型コロナウイルスへの対処上の必需品の確保のために、IMF国際通貨基金に便宜の供与を依頼しているが、これにアメリカが反対したことは人類に対する犯罪の実例である」と述べています。
IMFのゲオルギエバ専務理事は最近、声明を発表して、新型コロナウイルスが蔓延している国々への500億ドルの資金援助を明らかにしていました。
イランのザリーフ外相は先月14日、ツイッター上で、イラン中央銀行がIMFからのこの資金援助を早急に利用したいと求めたことに触れ、「IMFとその理事会は、自らの責務を遵守し、相手側に対する正しい立場に立ち、責任を持って行動すべきだ」と語っています。
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