世界におけるイランの位置づけ(21)
世界におけるスイカ生産量の順位
4月 28, 2020 14:30 Asia/Tokyo
皆さまは、イランがスイカの生産量において世界で第3位であることをご存知でしょうか?
イランは農業生産品の3分の1の品目において、世界で10位以内の生産量を誇っています。今回は、それらの世界生産量で高位を占める品目として、スイカの生産についてご説明します。
スイカはウリ科に属する夏生植物で、畑で栽培されます。原産地は南アフリカとされ、一年草で大きく平たい葉を持ち、つる状に生い茂ります。スイカには驚くほど多くの効能があり、果実を食べることで病気の発症を予防できます。スイカの実の90%以上は水分で、果肉は甘く、通常は暗紅色やピンク色をしていますが、中にはオレンジ色や黄色、白色の品種もあります。スイカの実の中には、白く柔らい、もしくは黒くて固い多数の種が含まれています。
2014年の世界全体のスイカ生産量は1億1100万トンでした。世界第1のスイカ生産国・中国は、この67%を占める量を生産しています。これにトルコ、イラン、ブラジル、エジプトが続きますが、その生産量はそれぞれ4%以下です。
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