May 04, 2020 14:33 Asia/Tokyo
  • イチジク
    イチジク

皆さまは、イランがイチジクの生産量において世界で第4位であることをご存知でしょうか?

イランは国内で生産する農産物の3分の1の品目において、世界で10位以内の生産量を誇っています。今回は、それらの世界生産量で高位を占める品目のひとつ、イチジクとその生産についてご紹介します。

神はコーランの「無花果(At-Tin)」 章の第1節において、「イチジクとオリーブにかけて」誓っています。この誓いは非常に意味深いものです。なぜなら、イチジクは栄養価が豊富で食用としての価値がとても高いからです。

熟したイチジクは傷むのが早いため、収穫された実の85%は乾燥させた形で市場に出回ります。イチジクの木は先が5つに分かれた灰緑色の葉を持ち、樹高は6mにも達します。厳しい寒さには弱いため、温和で冬でも暖かい土地で栽培されます。美味しい食用となる実には、糖質、窒素化合物、脂質、ミネラル、アミノ酸、カロテン、様々な酵素が含まれています。

FAO国連食糧農業機関の統計によりますと、世界最大のイチジク生産国はトルコで、年間30万トン以上を生産しています。2位はエジプト(16万7000トン)、3位はアルジェリア(13万1000トン)と続きます。イランはこれら各国に次ぐ世界第4位で、年間生産量は7万トンを超えます。

世界でイチジクが多く生産されているのは西アジア地域です。イランの乾燥イチジク、特にファールス州エスタフバーン産のものは、品質の点からも抜きん出ており、世界レベルで並ぶもののない生産品として知られています。

 

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