視点:最高指導者が語る新型コロナとの戦い イランの数々の栄誉
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新型コロナウイルス国家対策本部
イランイスラム革命最高指導者のハーメネイー師が、社会、文化、医療、保健衛生、学術、管理サービスの様々な分野で展開された新型コロナウイルス対策において、「国民と体制責任者の行動・機能は誇り高く偉大な聖なる行動だった」と称えました。
ハーメネイー師は10日日曜朝、全国31州の知事らが参加して実施された、新型コロナウイルス国家対策本部のメンバーとのテレビ会議において、事態の対処における国民と体制責任者の成功の様々な側面を説明するとともに、「治療処置や各種の医療サービス、予防、スクリーニング検査、公共施設や外部環境の衛生の分野において、感謝に値する偉業が成し遂げられた」と述べました。
また、「西側諸国の管理能力の失敗」を指摘し、「欧米諸国での新型コロナウイルス拡散は、そのほかの国よりも遅れて始まった。すなわち、これらの国はこのウイルスに直面するまで猶予期間があったことになる。だが、おそらく、もしくは当然のことだが、彼らはこのウイルス対処に手を焼くことになった。一部のヨーロッパ諸国や米国での感染者・死者数の多さ、失業等のこれら各国国民の諸問題は、その無能ぶりを如実に物語っている」としました。
さらに、商店に群集が殺到する等の問題にも言及し、「西側諸国はあれほど豪語していたにもかかわらず、この問題に関しても敗北したことになる。この事実を世論に対し釈明する必要がある」と語りました。
ハーメネイー師の表明は、世界的な危機という視点から見たほろ苦い現実を指摘すると同時に、危機・苦境という状況下でイラン国民が示した内的能力を評価するものとなっています。
新型コロナウイルスは昨年、中国湖北省武漢市で初めて発見され、現在では世界的な大流行・パンデミックと化しています。この一大危機においては、先進国や富裕国を自称し権威を豪語する国々では保健医療体制の脆弱さが露呈、またマスク、医療器材や医薬品の横取りといった暴挙さえも見られ、これらの現象は過去数ヶ月、新型コロナウイルス拡散と同時に益々顕著になっています。
しかし、こうした一連の忌まわしい出来事はある種の明白なメッセージを含んでいます。それこそがハーメネイー師が指摘する点、すなわち「新型コロナウイルス対策における西側諸国の社会哲学」の失敗なのです。
ハーメネイー師は、「西側諸国における社会哲学の精神や内容は、物質主義や金銭をベースとしている。まさにこれが理由で、彼らは新型コロナ問題に際して高齢者や基礎疾患がある人、貧困者、知的障害者などを配慮の対象外としたのだ。こうした人々には就労などによる収入獲得能力も生産能力もないとされている。だから、老人介護施設で大勢の人々が亡くなっているのだ。この事実はまさに西側諸国の社会哲学の敗北を如実に物語るものである」と語りました。
イランは今、「新型コロナウイルスを抑え込むのに成功した経験を他国に提供できる」と自信をもって表明できます。この栄誉こそは、今回の苦しい戦いの中でなされた努力から生まれ、後世にまで語り継がれる成果に他なりません。だからこそ、ハーメネイー師は国民単位でのこうした自己献身や努力の記録を復唱し、文化として語り継いでいくことを強調するとともに、「親愛なるイラン国民は、自らの忍耐力あふれる見事な行動により、公正なる結果として燦然と輝くイラン・イスラム文化をクローズアップさせた」と述べたのです。
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