ラマザーンの聖なる夜に、イスラム教徒らが徹夜の祈祷
May 13, 2020 18:27 Asia/Tokyo
イスラムの断食月・ラマザーン月19日の前夜に当たる12日火曜夜、聖なる夜の初日にちなんで、イラン全国の人々がモスクなどの宗教施設を訪れ、それぞれに祈りを捧げました。
ラマザーン月の19日、21日、23日の各日の前夜は、イスラムの聖典コーランが天から下された聖なる夜=ガドルの夜とされ、信者らが徹夜で祈祷をささげ、コーランを頭に乗せるなどして独自の慣習に沿って祈りの時を過ごします。
これらの夜は非常に重視され、ガドルの夜に行う礼拝は1000ヶ月分の礼拝にも勝るとコーランにも記されています。
イランでは今年、新型コロナウイルスの感染が拡大しているため、市民が保健衛生プロトコルを遵守し、社会的距離を維持した上でモスクなどの宗教施設に集まり、聖なる夜の儀式に参加しています。
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