イラン外相、「イスラエルは国際的なトラブルメーカー」
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ザリーフ・イラン外相が、「シオニスト政権イスラエルは、国際的なトラブルメーカーというに等しく、核兵器や大量破壊兵器により世界を脅迫している」と語りました。
(last modified 2025-06-22T07:17:28+00:00 )
May 21, 2020 14:58 Asia/Tokyo
  • ザリーフ外相
    ザリーフ外相

ザリーフ・イラン外相が、「シオニスト政権イスラエルは、国際的なトラブルメーカーというに等しく、核兵器や大量破壊兵器により世界を脅迫している」と語りました。

ザリーフ外相は、20日水曜に放送されたテレビでのインタビューで、イラン政府の外交政策とイラン国民にとっての優先課題がパレスチナ問題であることを明らかにしています。

また、「パレスチナ問題は、イスラム世界の中軸的な課題だ」と強調し、「一部のアラブ諸国は確かに、過去にキャンプデービッド会議において、また最近ではサウジアラビアの政策によりイスラエルと妥協し、パレスチナ国民の理念に反する形で示し合わせている。しかし、パレスチナ問題はこれらの方法ごときで忘却されるものではない」と述べました。

さらに、「西アジア地域にとっての最大の脅威は、イスラエルの占領政策や保有する兵器が原因だ」とし、「世界のすべての国でイスラエルの危険性が提起されており、欧米諸国の多くが、自国の政策がイスラエルやイスラエル支持団体の担保にされていると公言している」としています。

そして、「イスラエルの最大の危機はその合法性だ」とし、「イスラエル政権は今や、内的な危機を抱えているとともに、国際的な合法性の面でも危機に瀕している」と語りました。

ザリーフ外相はまた、「内部対立は、イスラエルを何よりも脅かす危険かつ現実的で、包括的なものだ」とし、「イスラエルは、内外で敵対行為を煽動し、自らのある種の違法な行動や政策を正当化している」と述べています。

最後に、「アメリカは常に、イスラエルの好戦主義に大きく関与しており、残念ながらこれまでのアメリカの西アジア政策はイスラエルの利益を中心に回転している」と結びました。

 

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