世界におけるイランの位置づけ(31)
世界におけるブドウ生産量の順位
6月 08, 2020 16:18 Asia/Tokyo
皆さまは、イランがブドウの生産量において世界第9位であることをご存知でしょうか?
イランは農業生産品の3分の1の品目において、世界で10位以内の生産量を誇っています。今回は、それらの世界生産量で高位を占める品目のブドウについてご説明します。
ブドウは古い昔から人類が利用してきた、最も重要な果物のひとつです。イスラムの聖典コーランでは、「ブドウは天国の果物」と表現されています。またブドウには、ビタミンA、B、C、マグネシウム、カルシウム、鉄、リン、カリウム、アルブミンなどが含まれています。
コーランでは、ブドウについて10回以上も言及しており、その出現と移入、品質について考えるよう促しています。ブドウの出現は神の印のひとつとされ、ナツメヤシと並んで、ブドウの飲料も良い食料と呼ばれています。
FAO国連食糧農業機関の統計によれば、世界最大のブドウ生産国は中国で、年間1476万3000トンを生産しています。この後に続くのは、年間生産量800万トンのイタリア、同700万トンのアメリカです。
イランの年間生産量は245万トンで、世界で第9位に位置しています。
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