アメリカに罪を捏造されたイラン人医師が帰国 がんワクチン開発協力で1年6ヶ月の刑に
(last modified Mon, 08 Jun 2020 08:44:08 GMT )
6月 08, 2020 17:44 Asia/Tokyo
  • 帰国してインタビューを受けるマジード・ターヘリー医師
    帰国してインタビューを受けるマジード・ターヘリー医師

米国で長期に拘束され、先ごろ解放されて帰国を果たしたイラン人のマジード・ターヘリー医師が、「制裁逃れ」という捏造された罪で懲役1年6ヶ月を科された自身の研究について、「がんワクチン開発に向けて、テヘラン大学と協力していた」と公表しました。

ターヘリー氏は8日月曜、テヘラン空港に到着した後、自身が特に婦人科のがんを予防するワクチン開発のためにテヘラン大学の研究者グループらと協力していたとし、「その目的は、イランの人々の健康と医学の発展を追求する中で、専門家としての道義的・国家的な義務として、同じ研究者、同じ志を持つ人を手助けすることだった」と述べました。

ターヘリー氏はまた、米国が同氏に下した罪状が「医療関係分野における米国の制裁逃れ」だったと説明しました。

イラン外務省のジャーベリー・アンサーリー次官(領事・イラン人・議会関係担当)は、ターヘリー氏の解放歓迎式典において、「遺憾なことに、米国の圧政的かつ一方的な制裁とともに、一部のイラン国籍者たちが『最大限の圧力』政策の一環で捏造された罪で訴えられている」と語りました。

そして、「米国のくびきから解放されたターヘリー氏の帰国により、イラン国民や政府に対する米国の圧制を記した分厚い書物の一ページが結末を迎えた」と続けました。

 

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