イラン石油相、「アメリカによるイラン船長への制裁は奏功せず」
6月 27, 2020 13:18 Asia/Tokyo
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ザンゲネ石油相
イランのザンゲネ石油相が、「わが国のタンカーの船長5名に対するアメリカ政府の制裁は、まったく功を奏さない」と語りました。
イルナー通信によりますと、ザンゲネ大臣は26日金曜、「アメリカは、イランのタンカーの船長5名に対する脅迫や説得に失敗した後、これらの人物に制裁を科したが、それは全くもって効果がない」と述べました。
また、ベネズエラへのガソリン輸出をめぐるイラン石油省の今後の計画について、「イランとベネズエラは、相互間で良好な通商協力を行っている。ガソリン輸出計画の継続は両国の協議の結果次第だ」としました。
ムニューシン米財務長官は今月24日、声明を発表し、イランの対ベネズエラ支援への妨害工作を強調するとともに、ベネズエラ向けガソリンの輸送にかかわったタンカーの船長5名を、制裁対象者リストに追加しました。
イランは今年4月から現在まで、アメリカによる経済封鎖下にあるベネズエラの政府と国民を支援するため、合計およそ150万バレルのガソリンを積載したタンカー5隻を、ベネズエラに派遣しました。
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